自作小説の連載です 立ち読み大歓迎です

小林多喜二の代表作といえば誰もが「蟹工船」というだろう。
北海道やカムチャッカ沖だったかはっきり覚えてないけど、厳冬の海に乗り出した船内での過酷な労働を描いている。
これは小説というよりは、ある種ノンフィクションともいえる。
なぜなら小林多喜二は作家と同時に共産党員で、資本主義
と労働者という構図を、その対立の中で矛盾や不条理を常に訴え、それを蟹工船という舞台で如実に表してるからです。

その蟹工船がなぜ陽の目を見てるのか?

グッドウィルなどの阿漕な派遣業者に従事する者達。
資本主義の搾取という構造で成り立っている現状。
今流でいうワーキングプア達にとって、「蟹工船」という本は、自分自身を投影してると思って共鳴してるからではないだろうか。

私など、とうの昔に資本主義に絶望してましたが・・・

多喜二と同じ共産党員で作家の熊王徳平。
こちらの作家は資本主義云々というより、人間そのものをユーモラスに描いているものの、根底にはやはり資本主義を皮肉ってるような気がしてならない。
彼の代表作には「甲州商人」「狐と狸」などがあります。
この2人とも私の好きな作家です。

小林多喜二文学碑


小林多喜二文学碑

小樽にある小林多喜二文学館の石碑です。
上は在りし日の私です、ってまだピンピンしとるわい。
下が多喜二の小樽に寄せる思いです。

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