桑田眞澄がついにユニフォームを脱ぐ決断をした。
彼はPL学園から大学進学を目指すはずだったが、突如巨人に入団し、盟友の清原とギクシャクしたときもあったらしい。
それも昔のことで、清原自身もやがては西武から巨人に移籍してそのシコリモなくなったのだろう。
だが、桑田自身は登板の機会に恵まれず、去年には球団の方針と合わずにメジャーを目指した。
そこでは現役投手というよりも、彼の人柄を買うチームメイトや首脳陣からの評判がよかった。
それでもプロである以上結果を残さなければならない。それが、開幕直前に怪我をしたせいか、思い通りの成績を上げることができずにわずか1年で退団した。
それにもめげず、今年は他の球団でメジャーを目指したが、昇格を望めなかった。
その球団は、引退セレモニーを兼ねて先発する機会を与えるがどうかと彼に訊ねたそうだ。
桑田いわく、勝負は勝つもの。それに私情は要らないと断ったそうだ。
さすが、侍魂を持った日本男児ではないか!
彼にしてみたらするべきことはすべてやった。
その結果に悔いはなしといったことだろう。
そんな彼にお疲れ様といいたい。
プロの世界で何にしても、一つのことを極めていくのは大変なことだと思う。
頂点に上り詰め横綱になり役員から理事へ。
その相撲界は去年リンチにも等しいしごきで、少年の命を奪った挙句、関係者はその事件をひた隠しにしてきた。
また仮病だということは誰の目にも明らかな朝青龍をまともに処分できない、親方やその相撲界の役員や理事たち。
彼らこそが潔く引退するべきだと思うのは私だけだろうか?
スポーツ馬鹿とはよく言ったもので、その道しか分からず、世間の常識から逸脱した者が多いのだろう。
桑田眞澄はそういう者とは一線を画したクレバーな人間であることは間違いない。
そんな彼の現役引退に大きな拍手を送りたい。
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